始めたきっかけは 定かではないが、他の友
達が始めたのに連れられて始めたのではな
いかと母から聞いた事がある。一番の思い
出といえば冬の寒稽古。毎朝5時半頃 約5キ
ロの道程を自転車での道場通い、時々は雪
が窓から床に積もる程の寒さの中、又吹き
さらしの状態での乾布摩擦に気合での稽古
は大変厳しいものであった。冬場はもちろ
ん霜焼けとヒビだらけの足。稽古後は両足
の感覚が凍り付いて感じ無いほどであった
。家に帰った後は先ず通常の真水に足を浸
し、解凍させねばならなかったが、血が流
れる際に、痺れから開放されるときと同様
痛痒い感覚が今でも&24605;い出される。
道場のメンバーと共に大晦日は道場から
約5km離れた神社まで走り、年越しのお参り
をした記憶がある。 試合では負けず嫌い
の性格の為によく負けた後は悔し涙で一
杯であった。
試合の結果はほとんどが3位でそれ以上には
地区大会では進めなかった。
厳しい稽古が実を結び 1984年中学3年の時に初
段を頂いた。
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