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心の射
胴造り後の物見では、体と弦(弓)と矢を一体とし、的の位置・距離を見定めるのが目的である。 この時に一度、精神的な離れを行い、的の中心を射抜いていなければならない。 行射中はこの理想の離れのイメージと的の残像を心に置いて行うとよい。 弓道の八節では全ての動作に意味があり、この意味を考えず、ただ動作に留めるだけでは上達は難しい。