26.08.2005目使いと心気の働き 今週は目使いの重要性と心気の働きについてと、理想の足踏みについて話しました。 的に対しての目使い
目の動きは心気の働きと連結しており、単に一動作としてではなく、意味を理解しながらの目使いとなる。特に2では、気持ちを落ち着けるためにじっくりと時間を掛け、息合いに合わせて行う。3では、自己を的に奪われないように、集中力を失わないように的の中心(正鵠)を見据え、自己の射技・心気の働き・弓の働きを重ね合わせる事に全力を注ぐ。これが三位一体の射につながる。 又稽古中は足踏み測定器を使って理想の足踏み幅・角度を計測しました。あくまで目安とし、本当の理想の足踏みは、それぞれの射技の完成度と又その日のコンディションによって変る為に一概に言えないが、基本を矢束の長さ、或いは両肘の間隔とし、その数値から10%以内に留める事を薦める。 |