コロナウィルスによるクラブ活動の規制により3月13日から5月12日までの2ヶ月は道場での稽古は禁止された。その間は社会全体が多くの活動を自粛する風潮があり、規制前までには週2日の稽古が、規制中は週1日ほど道場での自己研修となった。ただし、少ない稽古時間でも今回は今までにない試みが体験できて良かったと思っている。
稽古前の準備体操として木刀を振るようになった。昔のように体力・気力で振るのではなく、逆に体力・気力を最小に抑えて振る方法を模索して行なった。弓を引く際も同様に如何にして動作・力の働きの無駄を無くすかに注視しながら行なった。これらの稽古は意図的に行なったものではなかったが、一週末に徹底的に武道に関する動画を見て、達人の動きを抽象的に眺めているうちにいくつか気になる事柄が出てきた。
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